劣化したバッテリーはすぐ交換しよう！

私は普段からノートパソコンを使用して作業をしたり、動画を見たりしていますが、最近パソコンを起動するたびに下のような画像が出るようになりました。

 

 

バッテリーが劣化している警告メッセージです。

ほぼ毎日の使用を5年間続けてきたので、持った方ですかね？

 

バッテリーが劣化したまま使用し続けると、

• 充電がすぐになくなる。
• 充電コードを挿していないと電源が付かない。
• 使用中に充電コードを抜くと、電源が切れてしまう。

といった症状がでてしまいます。

本来のノートパソコンとしての機能が損なわれてしまうので、警告が出た際はすぐにバッテリーの交換をしましょう。

 

バッテリー交換の前に

 

まず、自分の使用しているパソコンの型番を調べましょう。バッテリーを注文する為にも、どのバッテリーを注文すればいいか分からないですよね。

 

Windows10の手順ですが、

1. Windowsのスタートボタンから歯車マークの設定を選択
2. システムを選択
3. 詳細情報を選択
4. 「デバイスの仕様」の下が使用しているパソコンの型番になります

以上の手順で確認が取れます。

 

 

これで自分の使用しているパソコンの型番が分かったので、ネットで注文します。

 

調べてみると純正のバッテリーと互換性のあるバッテリーがあるようで、今回は値段を抑える為にも互換性のあるバッテリーを選択しました。

 

 

純正のバッテリーの価格が11860円だったので、約半額の値段で手に入りました。ショップの評価も高く、レビューを見ても大丈夫そうでしたので購入しました。

 

購入した商品のURL→https://item.rakuten.co.jp/time2017/k-de-f62g0/

 

バッテリー交換手順

 

手元に新品のバッテリーが届いたら、いよいよバッテリー交換です。

 

バッテリーを交換する前には、パソコンの電源を切ることは忘れずにしておきましょう。

 

バッテリー交換に必要な道具は、なんとプラスドライバー1本のみです。

 

まず、パソコンの背面についている10個のネジを取り外していきます。

 

 

写真上側3つのネジは完全に取り外せず、本体に付いたままの状態になります。残りのネジは取り外し、無くさないように気をつけましょう。

 

ネジを外すと背面のパネルは爪で引っかかっている状態なので、無理に外そうとせず、引っ掛かりを外すようにして背面のパネルを取り外しましょう。

 

 

背面パネルを外すと上のような写真になります。赤枠で囲われた部分は、スピーカーケーブルがバッテリーにくっついているので取り外しましょう。

 

 

次に赤丸で囲われた4ヶ所のネジを取り外します。最後に「BATT」と書かれたバッテリーに繋がっているケーブルを取り外します。このケーブルを外す際は、接合面の根元部分を持って取り外すようにしましょう。

 

 

取り外せたら、新品のバッテリーに付け替えて、取り外した手順を遡るようにして取り付けていきます。作業はこれで終わりになります。

 

 

新品のバッテリーと元々付いていたバッテリーを比較してみましたが、一目瞭然です。

元々付いていた方は、パンパンに膨れ上がっていることが上の写真で分かると思います。

 

 

最後に膨らんだバッテリーは、他の金属と触れて発火する恐れがある為、絶縁処理をしておきましょう。処分方法としては、製造メーカーに問い合わせて引き取ってもらうか、処分方法が指示されると思いますので、その指示に従いましょう。

 

また、家電量販店で引き取ってもらえる店舗もあります。お近くの店舗に一度お問い合わせてみるのもいいでしょう。

 

まとめ

 

以上がバッテリー交換の手順になります。

 

おさらいをすると、

1. 自分の使用しているパソコンの型番を調べる。
2. 型番に合うバッテリーを注文する。
3. バッテリーが届いたら手順に従って交換する。
4. 取り外したバッテリーは、絶縁処理をして正しい方法で処分する。

交換作業自体は、20分もあれば交換可能できました。

使用する工具もドライバー1本で済むので、皆さんが思っている以上に簡単に交換できます。

 

今回はDELL Inspiron5370のバッテリー交換でしたが、他のメーカーのノートパソコンでもそう難しいことはないと思います。

 

この記事を読んで、バッテリー交換の参考になれば幸いです。バッテリーの劣化が確認できたら、なるべく早めに交換するようにしましょう。